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日本医用アイソトープ株式会社と東京都市大学との間で「商用原子炉を用いた医用アイソトープの製造」に関する共同研究が開始されました。 (プレスリリースをご参照ください。)
わが国において、がんは死亡原因の第1位であり、がんによる死亡者数は37万人を超え(2018年)、今や3人に1人ががんにより亡くなっています。また、がん患者数は増加の一途をたどり、国民の2人に1人にがんが見つかる時代となりました。
がん診療の中で、放射線同位体(RI、アイソトープ)を体内に入れて診断や治療を行う核医学診療はなくてはならないものです。また、近年のがんに対する放射線治療の進歩は目覚ましく、新規治療法の開発とその普及への期待はますます大きくなっています。 一方で、日本では放射性医薬品の開発が遅れており、海外で実施可能なRI内用療法が国内で受けられないという課題があります。新しい放射性医薬品の国内での開発を妨げる要因のひとつとして、原料の多くを国外からの輸入に頼っており安定供給が難しいことが挙げられます。
当社は、わが国のがん患者が安心して効果的な診療を受けられる環境を支えるため、放射線医薬品の原料の供給を目指します。